意外と怖い冬のカビ予防

冬のカビというと、ピンとこないかもしれませんが、実は冬こそ、カビに注意しなければなりません。 寒い冬でも家の中は快適なので、カビも繁殖しやすい環境となるからです。

いちばん気をつけなければならないのは、結露です。結露が発生することにより、カビの繁殖にとって必要な水分が豊富になってしまいます。

結露対策がそのままカビの防止にもなりますので、ぜひ注意してくださいね。

冬のカビの原因　結露の予防

冬にもカビが生えるのは、部屋の中で結露が発生するからです。逆に言うと、結露をおさえられれば、カビが生えにくいということになります。

結露の原因は、部屋の中と外の空気の温度や湿度の差にあります。 空気は温度が高いほど、水分を多く含むことができます。 そのためお部屋の中の暖かい湿った空気が、窓際に流れていくと外の冷気に冷やされて、液体の水になるというわけです。

ということは、部屋の中の温度と、部屋の外の温度とを近づけてやることによって、結露しにくくなります。

そのためには暖房の設定温度を高くしすぎないことと、こまめに換気をして水蒸気を部屋の外に逃がすようにすることが大事です。 また除湿機を使って、お部屋の湿度を低く保つのも結露を防ぐには大切なポイントとなります。