木材や畳のカビ除去法

カビの色素の落としかた

部屋の押し入れの中など、カビに汚染された部分のカビの色素を落とすには、漂白剤と消毒用アルコールを使います。

まず、カビの色素が気になる部分に、漂白剤を直接かけます。その上にティッシュペーパーを乗せ、さらに上から漂白剤をかけます。それらの上にビニールをかぶせ、しばらく放置しておきましょう。こうすることによって漂白剤が流れてしまうのを防ぎ、効率よく漂白することができます。

漂白が終わったら、ぬれたぞうきんで漂白剤をふきとり、よく乾燥させます。その後、消毒用アルコールをブラシなどでぬると、カビの色素は効果的にとることができます。

木材についたカビの除去・掃除

フローリングの床や押入れの壁・天井など、 家の中で木材が使われているところにカビはおかまいなしに生えます。

木材についたカビをとるには、まず、その木材を十分に乾燥させましょう。 次にお風呂用の漂白剤をその木材にしみこませ、上から布をかぶせます。 かぶせた布にも漂白剤をしみこませ、全体をビニールでおおいます。 このようにして漂白剤が流れ出さないようにして漂白します。

漂白が終わったら水洗いし、よく乾燥させます。 その後、硬いスポンジなどを使って消毒用アルコールをぬりましょう。

畳に生えたカビの除去・防止

畳の上にしばらく物を置いていたら、いつの間にか畳にカビが生えていた、そんな経験はないでしょうか?

畳に生えたカビを除去するには、消毒用アルコールが大いに役立ちます。畳全体を、消毒用アルコールで湿らせた布でふきましょう。

また、晴れた日に天日干しをすることによって、畳が吸いこんだ水分をほどよく放出でき、カビが生えにくく防止効果があります。