お部屋のカビ予防
カビが繁殖するための4条件
カビが繁殖するためには次の4つの条件がそろわないといけないといわれます。
- 酸素・・・カビも生き物ですからね。
- 温度・・・20度~30度くらいがカビにとってベストの温度です。
- 湿度・・・湿度80%以上は要注意。すぐにカビが生えます。
- 栄養・・・汚れやホコリを栄養にカビは繁殖します。
ですからカビの予防にはこの4つの条件がそろわないようにしてやることが大事です。
とはいえ酸素や温度はどうにもならないので(汗)湿度を低く保ち、お部屋の掃除をきちんとすることが大切になります。以下、具体的なポイントを見ていきましょう。
室内の湿度は65%以下に
家の中をカビの繁殖しにくい状態に保つには、水分(湿度)をコントロールするのが大切です。適切な湿度の目安は65%以下です。ぜひ部屋の中に湿度計を置いて、こまめにチェックするようにしてください。
エアコンを使えば除湿効果がありますから、湿度も快適に保たれます。除湿機を使えば、もっと効果的です。また時おり換気をすることによって、部屋の中を快適な環境に保つことができます。
カビ予防には浴室で部屋干し
梅雨の時季など雨が多いときには、洗濯物を外に干せませんね。 必然的に室内に干すことになるわけですが、あなたは室内のどこに洗濯物を干しているでしょうか?
部屋干しをするときには、できるだけ浴室に干すことをおすすめします。 浴室乾燥機があればそれを使い、なければ換気扇を回した状態で干しましょう。
こうすることでお部屋の中の湿度があがらないようにして、カビを防止することになります。
寝室のカビに注意
一日8時間睡眠をとる人であれば、一日の3分の1を寝室で過ごしていることになります。つまり、寝室にカビが繁殖すると、一日の3分の1のあいだ、カビを吸いこむということになってしまいます。
寝室のカビを予防するには、まずなんといっても朝起きたときの換気。 また、ふとんにはカビがとりつきやすいので、ふとんは頻繁に日光に干すようにしましょう。このとき布団をたたくと繊維が傷むのでたたかずに掃除機をかけて吸い取ります。
ベッドを使っている場合には、できるだけベッドのマットも干すようにしてください。いずれにしても定期的に乾燥させることが非常に大事です。