お風呂のカビ除去・退治方法

浴室・お風呂のカビ退治

お風呂場は、常に湿度が高く、温度もカビの繁殖に最適な20~30度前後になりがちです。そのため家の中でも特に、お風呂はカビの発生することが多い場所です。

お風呂のカビ退治には、まずカビ取り剤(あるいは浴室用漂白剤)を布にしみこませて、その布をカビが発生しているところにかぶせます。単に漂白剤をかけるだけだと漂白剤が流れ落ちてしまうので、布にしみこませることがポイントです。 さらにそこをビニールやラップでおおってしばらく放置しておきます。こうすることで漂白剤がしみこんでカビを除去してくれます。しばらくおいたら水でしっかりと洗い流します。

次に、漂白した部分を十分に乾燥させ、消毒用アルコールを全体にスプレーします。このとき、たわしなどで強くこすりながらスプレーすることでより確実にカビを殺して除去することができます。

お風呂のカビは全滅しない

どれだけ漂白剤や消毒用アルコールを使っても、浴室のカビを全滅させることはできません。漂白剤や消毒用アルコールが届く範囲は、お風呂の壁の表面だけにすぎないからです。

カビはお風呂の壁の奥底にまでひそんでいますので、 奥にひそんでいるカビに汚染されないように、普段からカビ予防をする心がけが必要です。

お風呂のカビ予防法

お風呂のカビを防ぐタイミングは、入浴後です。 毎日お風呂に入った後には、シャワーで壁の汚れを流しましょう。これによってカビの繁殖に必要な栄養分を落とすことができます。

またカビを防止するには、湿度を低くすることが何よりも大事。 浴そうのお湯は毎日排水し、換気を十分にしましょう。換気扇はお風呂に入るとき以外はつけっぱなしにしておくのが基本です。

できれば入浴後すぐに窓を開け、壁や床、天井などの水分をふきとりましょう。 さらにブラシをかけ、洗い流した後に水分をふきとるとより効果的です。

また週に一度は、洗剤を使って壁を洗い、乾燥させた後に消毒用アルコールをスプレーしましょう。